離婚させたいと願う親
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世の中には、親の反対を押し切って結婚した夫婦は珍しくありません。本来結婚は、双方の親族がお互いに認め合い、祝福されるものではありますが、夫婦の絆が強く、周囲がいくら反対しても耳を聞かない人もいるのです。
結婚後、やはりなんとかして離婚させたいと考えてしまう親もいます。なぜ親は離婚させたいと考えるのでしょうか。
<自分の子供が幸せになれない>
なぜ離婚させたいと願うのかは、理由はそれぞれですが、どれも、自分の子供が幸せになれないと考えていることは間違いありません。
それは結婚相手が、何かしらの問題を抱えているからです。
特に多いのが、経済面です。定職にも就かず、フリーターを続けている。大きな借金があり、子供も一緒に借金を抱えてしまうことになる。金遣いが荒く、貯金もできず、散財してしまうなど、仕事や金銭の問題によって離婚させたいと考える親は多いです。
他にも、暴力や暴言などを吐き、相手を傷つけるような性格であった場合、一刻も離したいと思うのが親です。また、遊び人で浮気を繰り返したり、今まで何度も離婚をし、過去の女性問題を清算しきれていない、連れ子がいるなど、女性問題が多い人だと親は心配になります。
中には、何となく気に入らないなど、親の考え方の問題もあります。でも大抵のケースでは結婚相手に問題があり、離婚させたいと願うようになります。
<親が離婚問題に介入するのはどうなのか>
結婚相手に問題があるとしても、自分の子供が離婚を望んでいないのに離婚させることはどうなのでしょうか。いくら親だとしてもやり過ぎだと思う人がほとんどだと思います。
ただ、時に人は相手のことを冷静に見えていないこともあります。酷い目にあっているのに、自分がいなきゃダメだ、別れるわけにはいかないと、意固地になってアドバイスを聞かないこともあります。
そういう時には、別れさせ屋に相談し、離婚するように工作をしかけることもいとわないでしょう。子供を救うために離婚問題に介入することは、仕方のない時もあります。大切なのは、なぜ親が離婚させたいと願っているかです。それが子供のためなのか、自分のためなのか、切り分けて考える必要があります。