探偵が行う別れさせ屋工作のルーツ
Category : tantei
そもそも別れさせ屋とは
誰かが誰かを好きになる、というのは感情の上では自由なものです。その好きになった相手にはパートナーがいるという場合もありますし、その中には結婚している相手を好きになることもあります。もちろん、結婚している相手との恋愛、あるいは結婚している中で他の相手と恋愛関係を築くというのは不倫であり、法律的に許されるものではありません。ですが、感情や気持ちは抑えにくい側面があるのも事実ですので、そういったパートナーのいる相手を好きになり、且つその相手とパートナーを別れさせたい、といった気持ちを抱くのも不自然なものではないとも言えます。そうした恋愛に関してのトラブルを解決するために存在しているのが、別れさせ屋です。ですが、別れさせ屋工作というものは元々存在しない言葉で、実はこの単語は、ある探偵社が作り出した造語だったんです。
別れさせ屋の歴史
多くの方がご存知かとは思いますが、ほとんどの探偵社は浮気調査を請け負います。その浮気調査の依頼の中には、不貞の証拠を入手・確保し、それを武器に慰謝料を請求することを望んで探偵に依頼する方ももちろんいますが、必ずしもすべての人がそのために依頼しているわけではありません。その後者の中には、夫婦再生や関係修復を目指し、浮気相手・愛人と別れさせて欲しい、と願って探偵に依頼をする方々もいるわけです。とは言っても、探偵が調査していることが明るみに出てしまっては、夫婦再生などは果たせず、逆に関係の悪化を招いてしまいます。ですから、探偵は決してバレないようにその浮気相手や愛人と別れさせるための工作活動を行うのです。もうお分かりですよね。これが別れさせ屋工作というサービスの始まりなのです。
依頼理由は人それぞれ
このように探偵に依頼する理由は人それぞれですし、同時にそれは別れさせ屋への依頼もまったく同じことが言えるわけです。例えば、別れさせたい相手というのが、自分自身の別れのための場合もありますし、第三者を別れさせたいという場合もありますよね。基本となるこのような部分でも、それぞれの人で理由は大きく異なっているのですから、もっと細かい目的や内容などの要因を組み合わせれば、千差万別・十人十色な依頼となってくるのは当たり前です。そして、依頼が人で異なるということは、それぞれに最適な別れさせ屋工作も同じものなどないわけです。であるから、別れさせ屋工作を依頼する時には、探偵に対して理由など先ほど挙げた要因をしっかりと説明する心持ちでいることが大切なんですよ。