別れさせ屋で失敗したらどうなる?
Category : pro
別れさせ屋にも失敗はあります。請け負った依頼に対して、それにふさわしい工作を試みていくわけですが、もろもろの理由や事情によって、それが失敗に終わるということはどうしても生じてしまうものです。依頼の難しさや業者の質などにもよるわけですが、工作の結果を客観的に見た時に、失敗と言わざるを得ないケースはどうしても生じてくるわけです。
別れさせ屋の仕事の場合、何をもって「失敗」とするのが定義が難しいと言えます。そもそも、何をもって「成功」とするのかの定義・線引きが難しいわけです。離婚の依頼一つをとったとしても、単に依頼者が離婚するまでを成功とする人もいれば、ターゲットと浮気相手の離縁、あるいは子どもの親権を譲り受けるところまでを依頼の目標とする場合もあります。
また、仮に離縁に成功したとしても、そのプロセスで相手との間に遺恨が残ってしまったり、後々に相手がストーカーとなってしまったとすれば、それは失敗と言うべきでしょう。同じ結果に終わったとしても、ある人にとっては成功になるものが別の依頼者にとっては失敗と呼ぶものになることもあるでしょう。
また、結果だけでなく、その過程において失敗するというケースもあります。工作を試みる過程でターゲットに素性を知られた、依頼者に疑惑の目が向いてしまったなどのトラブルが起きてしまえば、失敗はおろか、事態はかえって悪化する場合すらあるでしょう。それ以外にも依頼者側の問題で工作が破綻する場合もあり得ます。
典型的なケースとしては、ローンでの支払いをしていたものが、経済的な事情からそれができなくなってしまった、という場合です。お金を払えなければ依頼を続行することはできませんから、工作の中断(=失敗)という形で終わってしまうこともあります。あまり頻繁にみられるというわけではありませんが、それでも、工作が失敗という結果に終わるということは可能性としてあり得ることです。
あまり疑いすぎて業者選びに慎重になるのも考え物ですが、それなりの費用が必要になる依頼ですから、リスクとリターンとのバランスは考えてから相談するようにしましょう。