別れさせられない依頼もある!?

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別れさせられない依頼もある!?

Category : case

一口に別れさせ依頼と言っても、実にさまざまです。業者もいろいろあれば、依頼者もその内容もいろいろです。また、それに対する工作内容によっても関係の因果が変わってきますから、一概に言えるものではありません。また、内容によっては「受けることができない依頼」というものも存在します。今回は、そういった事例についていくつか紹介します。

まずあるのは、依頼者にとってデメリットになってしまうような依頼です。「自分が不倫をしていて、その事実を正妻に伝えるのを手伝ってほしい」「嫉妬心をあおるために、自分が不倫しているところを撮影して、相手に送ってほしい」などの依頼には応じることができません。また、上でも少し述べましたが、浮気・不倫のための既成事実を作るような依頼には別れさせ屋は応じません。

離縁のための工作として疑似関係を作ることがありますが、このように相手の遺恨を買うような依頼には応じることが難しくなってきます。別れさせ屋はことを穏便に済ませることを好みますから、こういった依頼はローリスク・ハイリターンとなってしまいます。また、モラル的にも問題があります。匿名での依頼にも応じることができません。法律相談所などであれば、こういった相談にも応じてくれるかもしれません。ですが、実際に工作員を派遣して動くという仕事の性質上、依頼者の素性もわからないというのは信頼性に欠けてしまいます。

単に相談するだけなら請け負ってくれるかもしれませんが、それだけで実際の工作までを請け負うということにはならないのが一般的です。それ以外にも年齢制限を設けている業者(依頼を受けるのは〇〇歳までの男女、と言った感じです)もあります。また、混同しやすいかもしれませんが、サクラのような役割を求めるような依頼にも応じない業者が多いです。

工作員とサクラは似ているかもしれませんが、工作員はあくまでも疑似関係を作るための存在であって、相手をだまし取るような行為をしているわけではないということは、留意しておく必要があるでしょう。